お家の中だけでなく、玄関先の段差にも注意ですね。


広いポーチで出入りしやすいのですが、つかまるところがなく、少し不安です。

 12センチほどの段差があります




屋外用の濡れても大丈夫な仕様のしっかりした自立式手すりです。
（地面に埋め込んでありますので、取り外しは出来ません）

上の段からも下の段からも、手を添えるだけで安心。握っての移動もスムーズです。



また、お家の中も長い廊下の移動にも、手すりがあると安心です。

 
長い廊下を曲がり、トイレに行くときも壁伝いでした。


 
コーナー部分も連続した手すりなら安心ですね。

下地補強材を白色にして目立たなくしたので、手すりもはっきりしてわかりやすく、より安全です。


「壁伝いで歩けるから手すりはいいわー」とおっしゃる方もありますが、滑って転ぶ危険や、壁面が黒ずんだりするので、ぜひ手すりを取り付けてくださいね。

少し身体の自由が制限されるようになり、ご自宅での移動に不便を感じていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。

下の写真のような形で、手すり１本追加したり、段差を少なくといった工事も出来ますので、ぜひご参考ください。

★トイレの段差（出入口ドアもアコーディオンに取り替えています）
 
上がりにくくなった足でつまずかないように、段差を少なくするスロープを取り付けました。
  
木製に見えますが、スポンジ状のスロープなので、痛くありません。


★浴室内の手すり

これまでは、浴槽の出入りのために窓のふちに手をかけておられました。

 
窓のふちに手をかけるのは危ないとのことで、窓をかわして手すりを取り付けました。
（横型の手すりは以前より取り付けてありましたが、これだけでは足りないとのことで、追加で窓側に縦型手すりを設置）



★シャワーフックスライド式手すり
  
シャワー側につかむところがなく手すりが欲しいとのことです。

　
シャワーフックがあり、手すりの取り付けが干渉するので、シャワーフックがスライドするタイプの兼用手すりを取り付けました。

シャワーの位置もお好きなところに移動できるので、便利です。
（角度も変えられます）


このように、お身体が不自由な方だけではなく、ご家族様への負担も少ない改修のご提案をさせていただいております。