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【すまいの設備】2025年でトサヤは55歳になります 大阪市阿倍野区にある住宅設備機器の販売・設計・施工の会社です  ~システムキッチン、システムバス、トイレ、洗面化粧台、給湯器などのお取替え~
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身体が不自由なために、住み慣れたはずの自宅が使いづらい…

そんな不満、不安を解消するための住宅改修

足が上手く動かせないためにほんの少しの段差でつまずく危なさ

たった少しの段差で車いすが乗り越えられない

手指が弱くなりドアのハンドルが握りにくい

足が痛くて段差が乗り越えられない

身体を支える手すりがない

いろんな不安を抱えながら、安全に自宅内を移動したい、そんな希望を叶えるために行った住宅改修例です

車いす生活のご主人と、足の動きに制限のある奥様、そのおふたりの介護をされている娘さんの家族構成です。



まずは玄関から。

 
玄関ドアのハンドルがどうしても握りにくく、開け閉めに不便を感じていたそうです。
他のお宅でもレバータイプに替えていらっしゃったため、管理組合へ相談し、レバータイプへ取り替えることが出来ました。
(マンションの玄関ドアは共有部でもあるので、事前に組合の許可を取っています)


次はトイレ。



トイレ出入口と中に手すりを設けて、安全に移動できるように。
つかまれる部分があることで、ドアの出入りのまたぎや便座への立ち座りが楽になったとのことです。
つかまれることで足への負担が軽減されて、億劫だったトイレにも気にせず行けるようになったそうです。

痛いのを我慢してのトイレは嫌ですよね…


そして部屋の移動のときの段差です。



たったこの1cmほどの段差… 
この程度の段差でも足は引っかかって危ないし、車いすを乗り換えることが大変だったのです。

室内移動の杖を使っていてもつまづく原因になっていて、車いすも乗り越えるのが大変でしたが、この部分は“への字”をつけて段差をなくしたことで、つまずくこともなく、車いすも軽い力で楽に乗り越えられるようになりました。



もうひとつの出入口段差。




同じようにこちらの出入口段差の方が先程のものより大きかったため、つまずく原因で、さらに車いすも乗り越えにくかった場所です。

こちらには薄型のスロープを付けて楽になりました。
特注サイズです。

ほんの少しの段差がつまずく原因だったり、車いすが乗り越えられず苦労していましたが、こうやってカバーすることでスムーズが動きが出来るようになったと喜ばれました。

困っていることひとつひとつをお聞きし、どうやってそれを解消するか、一緒に考えていくことが出来てよかったです。


お住まいの方は毎日のことなので当たり前になりがちですが、それでも少しの不安が不満になり、苦痛でしかなくなるので、ストレスがたまりますね。
身体が不自由でもそうでなくても、みんなが安心して過ごせる空間であることが大事です。



自費になるか、介護保険が利用出来るかはその方の状況によります。
出来ないと諦めないで、解決に向けてご相談いただけると嬉しいです。



ひとつのヒントになれば、幸いです。
いつでもご相談ください。

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プロフィール
HN:
わか
性別:
女性
職業:
*増改築相談員 *福祉住環境コーディネーター(2級) *福祉用具専門相談員
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解析
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