コロナですっかり世の中の動きが変わってしまいました。

働き方も変化し、物価上昇が大きく話題になっていますね。
当社で取り扱っている商品のほとんどが定価改正と言って、値上げされています。

商品も新しくなっているので、新商品が発売されるときには少しだけ価格が上がっていることがほとんどなのですが、昨年くらいから年に数回の値上げ通達がほぼ全メーカーから来ています。

カタログ改定も追いつかないほど、定価表記が間に合わないので、ざっくり「〇％～〇〇％値上げ」なんてことも…
なので、注文が入るたびに、まず定価の確認から始まります。

これもう値段変わってた？

まだ先やで～。

来週の注文から値上がりやって！


社長とこんな会話ばっかりです。
少し前に見積した商品の値段が変わっている、なんてこともあるので、うちとしてはかなり厳しいです（泣）
「見積期限」はちゃんとあるのだけど、お客さんは…ねぇ。



政府も賃上げなんたらかんたらと言いますが。
お給料あがらないと、買い物も出来ないですけどね。


物価高に加え、人件費もあがっています。
本当に冗談じゃなく。
職人さんに払うお金もちゃんとしてあげないと、仕事してもらえなくなりますから。



見えない努力、たくさんしています。
泣きたいこともたくさんありますが、踏ん張って仕事してます。

長年お付き合いいただいている多くのリピーターさんたちに、いつも助けてもらっています。
ありがとう。良くなったわ。またお願いね。
工事後に笑顔でそう言っていただけると、よかった～と心がほぐれます。

新しいお客様にもそう言っていただけるよう、リピーターさんたちにもこれからもそう言っていただけるように、これからも努力します！！

商品はどんどん上がっていきますが、リフォームをお考えの際はどうぞトサヤまでご相談下さい。

　お問い合わせ、お待ちしております。

以前より問題になっていた、非正規品・模倣品などの言われている浄水カートリッジについて。


（わたしたち業界の人間にとっては今更なのですが…）
ご存知の方も多いかと思いますが、浄水カートリッジがニュースでも取り上げられ、浄水機能のないカートリッジの流通が止まらないことで、LIXIL社より再通達がありました。

（中略）いずれの対策によっても、非正規品・模倣品を完全に防ぐことは困難であり、消費者の皆様の安全を守り、確実に正規品をお届けするために、代理店各社様への浄水カートリッジの販売を終了し、弊社から消費者の皆様への直接販売へ移行することを決定いたしました。
消費者の皆様から、お問い合わせがありました際は、こちらをご案内くださいますようお願いいたします。
【LIXIL オンラインショップ】
https://www.cartridge.lixil-online.com/

このように、これからはすべてのお客様に直接メーカーからの購入をお願いすることになりました。
当社でLIXIL製の浄水機能付き水栓を取り付けていただいたお客様でも、このように浄水カートリッジの購入は、直接メーカーへ依頼していただくことになります。

当たり前ですが、本当にLIXIL社の製品を売っている会社・お店がほとんどですが、ほんの一部の心無い販売者の為に、わたしたちのような販売店でもLIXIL社の浄水カートリッジは取り扱えなくなります。

「えー、今までトサヤさんに頼んでたのに」と思われるかもしれませんが、当社での取り扱いが出来ないのは本当に心苦しいです。
浄水カートリッジの取り扱いがなくなるだけで、その他の商品は従来通り購入、施工できますのでご安心を。



今回はLIXILが大きく取り上げられ、これだけが粗悪品だという印象を受けますが、これ以外の商品でもたくさん非正規品・模倣品は流通しているのが事実です。
メーカー各社では、「正規ルートでの購入をお願いします」と言いますが、何をもって“正規ルート”なのか？ということですよね。

インターネットの普及により、一般の方があらゆる商品を手軽に購入できるようになったがゆえの問題だと思います。
また、法人・個人問わず、商品を売買できるようになり、「売上＝競争、生き残り」をかけた販売側の出展社（者）の乱立による競争、販売側のモラルの低下、その先にある顧客側の購入費を抑えたい気持ちが、本来の商品の機能をなくしてしまったのではないでしょうか。
商品の機能をなくしてまで、低価格で提供するシステム自体間違えているのに。

今回は浄水カートリッジを取り上げられ、このほかにも部品販売に関して非正規品・模倣品に関しての注意喚起が各メーカーから出されていますし、商品自体の非正規品・模倣品も出回っている状況です。


一部のフリーマーケットサイト、オークションサイトや大手有名ショッピングサイトなど複数のウェブサイトで心無い販売が行われていることを受け、メーカーさんもあれこれ策を講じてはいるものの、悲しいかな、非正規品・模倣品をゼロにすることは大変難しいようです…

疑ってしまうのはとても嫌な感じですが、ただ値段だけに飛びつかないで、なぜその価格なのか、本当に正しい商品なのか見極める力も必要ですね。